秋明菊

秋明菊
科名:キンポウゲ科
属名:アネモネ属
学名:Anemone hupehensis var.japonica
和名:シュウメイギク
英名:Japanese anemone
性状:多年草(耐寒性)
原産地:日本〜中国
用途:鉢花、寄せ植え、コンテナガーデン、庭植
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
販売期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 特徴

淡紅紫色八重咲きのキクに似た花を多数つけるのが基本形です。京都北山の貴船に自生しているのが有名で、キブネギクともいいます。別に、欧州でタイワンシュウメイギクとの交配によって育成されたジャパニーズアネモネといわれる一群があり、一重、八重、あるいは白、桃色など品種があり、これも含めてシュウメイギクといいます。鉢物には矮性品種を使います。一重の花は、花弁ではなく萼で、八重は萼と雄しべが弁化したものです。

 育て方のポイント

 株の選び方

よくしまった生育をし、花蕾数の多い株を選びます。下葉の黄色い株は避けます。

 置き場所

観賞時は明るい室内に置きます。

 水やり

鉢植えでは表土が乾いたら十分に与えます。乾燥しすぎない注意が必要ですが、過湿はよくありません。

 開花後株の管理

刈り込んで越冬します。

 植え替え

適期は春または秋です。腐葉土などを多く入れた排水のよい土に植えます。地植えの場合は、3〜4年に一度株分けを兼ねて植え替えます。鉢植えの場合は、1〜2年に1回の目安で一回り大きな鉢に植えます。時期は株分けと同じです。

 肥料

生育状況に応じて液肥1000倍液を月1〜2回施します。多肥は嫌います。

 殖やし方

殖やすのは株分けです。地下茎がありますから、春(3〜4月)あるいは秋(花後10〜11月)に分割します。


秋明菊